【霧社事件】って知っていますか?
1930年、日本占領下の台湾で起きた日本軍+親日派セデック族や周辺の諸蕃部族(「味方蕃」と呼ばれた)対 霧社セデック族マヘボ社と6つの社(村)の衝突で殺し合いが起きた。
日頃から、日本の占領政策に快く思っていなかった先住民による武装蜂起であったが、先住民同士も同じ部族内、又は違う部族同士で仲が良くなく、日本軍はその関係を利用し、先住民同士を敵対させ、殺し合わせたという事件。
この事件で戦死した日本兵、並びに味方蕃は靖国神社に祀られているらしい。
その後、第二の霧社事件というのも起き、日本側から武器を与えられていた、部族が、既に敗北していた部族を再度襲撃し、大量に殺した事件も起きた。
最終的に生き残った霧社セデック族は川中島(現在の清流)へと強制移住させられた。
そして、日本軍側に付いた味方蕃達が霧社に移住した。
この歴史的な事件は今でも部族間の協調を阻んでいるようである。
この村を訪れ、この様な歴史を知った時、日本人としての責任のようなものを感ぜざるを得ない。