沖縄からみえる世界   地球・生命・宗教・先住民

人間が誕生し20万年が経つ。12万5千年前より火の利用を始め、10万年前にアフリカを出たと言われている。そして、5千年前にエジプト、黄河をはじめとする初期の文明が起きた。それから約2800年前になるとローマ時代が始まる。 つい250年前に産業革命が起きると、地球・環境・生命・宗教・先住民へ大きな影響を与え始める。西暦2017年の現在より、過去、未来を考える。

初めての台湾 ー台中・霧社ー

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色とりどりの果物たち。日本では見たことないモノたちも。

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台中駅(奥に見えるドーム型のが現在の駅で手前は日本占領時代のもの)

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台中駅前

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台中市

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移民や海外労働者達の集まるビル

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ベトナム、タイ、ラオス、フィリピン等東南アジアの食堂が並ぶ。

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台中の新市街。まるでアメリカ。

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台中で有名なナイトマーケット。屋台の数や規模がとても広い。

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菜食食堂はバイキング形式で重さで値が決まる。

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バスで霧社へ。

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台湾随一の公害都市。原因の一つは石炭火力。

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バス停のスタンド。

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霧社から望む風景

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霧社に在る日本占領時代に建てられたと思われる鳥居(現在は道教の寺)

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小学校

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小学校の壁絵

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小学校の壁絵

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霧社事件の慰霊碑

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慰霊碑の公園に在る銅像

霧社事件】って知っていますか?

1930年、日本占領下の台湾で起きた日本軍+親日派セデック族や周辺の諸蕃部族(「味方蕃」と呼ばれた)対 霧社セデック族マヘボ社と6つの社(村)の衝突で殺し合いが起きた。

日頃から、日本の占領政策に快く思っていなかった先住民による武装蜂起であったが、先住民同士も同じ部族内、又は違う部族同士で仲が良くなく、日本軍はその関係を利用し、先住民同士を敵対させ、殺し合わせたという事件。

この事件で戦死した日本兵、並びに味方蕃は靖国神社に祀られているらしい。

 

その後、第二の霧社事件というのも起き、日本側から武器を与えられていた、部族が、既に敗北していた部族を再度襲撃し、大量に殺した事件も起きた。

 

最終的に生き残った霧社セデック族は川中島(現在の清流)へと強制移住させられた。

そして、日本軍側に付いた味方蕃達が霧社に移住した。

この歴史的な事件は今でも部族間の協調を阻んでいるようである。

 

この村を訪れ、この様な歴史を知った時、日本人としての責任のようなものを感ぜざるを得ない。