沖縄の事を沖縄の外で伝えることは案外難しい。
今回6月23日に沖縄を出発し、8月6日広島に向けて歩いている。
一ヶ月半かけて、沖縄を歩き、奄美大島、九州、山口、広島を歩いている。
一日中歩くと、道ばたで人と出会い、各市町村の役所、県庁、そして、各地で自然や平和を守るためにたたかう人達と出会う。
長く続き、終わることのない沖縄の反戦平和のたたかい。
もし、私が沖縄に住んでいなかったなら、関心は持っていても、特段、沖縄の問題解決に自分の命(時間)を使うことはしなかっただろうと思う。
なぜ、自分が、沖縄の基地問題に関心を持ったかといえば、一言でいえば、「沖縄に行ったからだ」
例えば、終わることのない沖縄のたたかいを本土に住む人が聞かされても、一体自分に何が出来るんだろうかと、まず無力感を覚えるだろう。
やはり、体験し、実感し、自分事にしてもらわない限り、本土の人間が、沖縄の問題を自分の問題として、行動することはなかなか無いことだと思う。