沖縄からみえる世界   地球・環境・生命・宗教  ・先住民

人間が誕生し20万年が経つ。12万5千年前より火の利用を始め、10万年前にアフリカを出たと言われている。そして、5千年前にエジプト、黄河をはじめとする初期の文明が起きた。それから約2800年前になるとローマ時代が始まる。 つい250年前に産業革命が起きると、地球・環境・生命・宗教・先住民へ大きな影響を与え始める。西暦2017年の現在より、過去、未来を考える。

宮古島に新たな自衛隊ミサイル基地の建設が始まる。

 

f:id:worldeyes2017:20171212143933j:plain      千代田カントリークラブの自衛隊ミサイル基地建設現場

 

f:id:worldeyes2017:20171212143853j:plain造成工事が行われている

 

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 自衛隊宮古島駐屯地 

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宮古島市城辺(しろべ)保良(ぼら)に在る採石場が弾薬庫候補地とされている。

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海上保安庁の射撃訓練場が建設予定の保良の海岸

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 なぜか日本維新の会国会議員団がミサイル基地建設現場を視察していた。

 

 

2015年だっただろうか、宮古島に来た。

その時は自衛隊のミサイル基地はまだ建設地が確定していなかった。

ゆったりとした時間が流れ、綾道(あやんつ)という島内の聖地や歴史的な要所まわる巡拝コースのようなものを歩いて回り、神の島として名高い大神島にも渡った。そしてまた完成したばかりの伊良部大橋をわたり、伊良部島に渡り宮古島に移住し二十数年が経つという清水さんにいろいろなところを案内していただいた。

 

今回約二年ぶりに来た宮古島は美しい自然を満喫する余裕はなくひたすら自衛隊ミサイル基地や現基地に新設されたレーダーシステムの電磁波汚染の問題そして保良集落の隣に出来る弾薬庫と海上保安庁の射撃訓練場等の問題に忙殺されてしまった。

更に冬ということもあり、曇天の日が多く気持ちも重いものとなった。

 

現在沖縄本島を含み、与那国、宮古、石垣、奄美大島自衛隊ミサイル基地の新設やレーダー基地、そして水陸機動団の配備など軍事強化が進んでいる。

 

宮古島の新たな自衛隊基地関連施設には三つの地元の区がすでに反対の決議をあげている。ただ、市長と市議会は基地建設に反対の立場ではく、むしろ推進しているように見える。

 

日本政府は中国の海洋進出を離島の脅威だと喧伝し、今まで沖縄本島を除く南西諸島の防衛が手薄だったとして、この防衛の空白地域を埋める事が抑止力になると公言している。

 

しかし、はたして中国は沖縄を侵略、占領しようと考えているのか?

そして、それならば現在沖縄に駐留する米軍基地では抑止にならないのか?

 

中国の海洋進出は海底資源の開発にあって、沖縄の占領ではないのではないか?

そもそも、中国が沖縄の離島を軍事占領するという考えはどこから生まれてくるのか?

 

或は尖閣諸島を奪われて、日本が失う利益と、その可能性の為に進める離島の軍事化はどちらの方が不利益になるのか?

(私は海底資源の開発は地球の健康と寿命にとって害があると考えるから反対)

 

対話とはある相手にとっては無意味なのか?

対話しても、こちらの望む結果が得られなければ、対話は無意味なのか?

私はそうは思わない。

対話には忍耐が必要だ。

相手とこちらの主張が全く、合わなくても、相手と面と向かって、お互いの主張をする事は無意味ではない。何度でも、何度でも、決裂しても、継続するしかない。

それが対話だ。

 

そこで、決裂しようが相手を憎まず、殺さないのが、人類の成長の証ではないのか?

生きとし生けるものは、死を恐れ、苦しみを嫌う。

人を憎しみ、嫌う心は、結局自身に安心をもたらすことはない。

 

確かに、一方では世界は冷酷であるという見方も一理あると思う。

しかし、世界が冷酷であっても自分たちが冷酷になり、軍事化を進めることが、大きな視点で見たときに、人類と地球生命にとって有益であるとはいえない。

 

そして、私達の国と同盟諸国は、少しの安全を軍事バランスで守れるかもしれないが、軍事化がもたらす未知の被害は人間にとっても、あらゆる生命にとっても計り知れないほど危険である。

 

自身の国という考え方に囚われ、自分たちの所有するものを失うのを恐れる。

この様な世界のシステムに住んでいれば、安心を得ることは出来ない。

 

いつか、人類は恐怖を克服する事が出来るだろうか?